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2012年2月17日 (金)

ICONIA TAB A500のカーチャージャーを作る

ICONIA TAB A500はほとんど家の中で使うのですが、まれに車で持っていくことがあり、そんなときに車でも充電したいことがあります。AC/DCインバーターを車に積んでいるので、余っている純正ACアダプターをそれで使えばいいわけですが、AC/DCインバーターってけっこう邪魔なんですよねえ。車に積んではいるものの、非常用って感じでトランクに入れっぱなしだったりします。

かといってAcerからは純正のカーアダプターは出ていません。というわけでまたもや作ることにしました。

材料を揃える

Img_0830 まず材料を揃えます。アクセサリソケットとDCケーブルを直結するのはちょっと不安だったので、モトローラのAndroidタブレットのXOOM用ACアダプターを手に入れます。「89453N」という型番のやつです。これ、出力が12v/1.5Aと、ICONIA TAB A500のACアダプターと同じなのです。アクセサリソケットに接続すると白いLEDが点灯します。

amazon.co.jpはこちら。だいたい3,000円台。
MOTOROLA純正 au XOOM Wi-Fi TBi11M専用 18W ビークル パワーアダプター 12V用 89453N

amazon.comはこちら。10~13ドルくらい。
Motorola Factory Original Vehicle Car Charger for the Xoom Tablet (89453N)

日本のモトローラでは扱っていませんので、amazon.co.jpで買えるものも輸入品です。私はamazon.comで購入しました。ほとんどのショップは日本の住所には直接送ってくれないので、輸入代行業者を使わなければなりませんが、「SF Planet」というショップは、日本へも直送してくれ、送料込で32.92ドル(約2,600円)でした。いまはもっと安くなってるようです。

DCプラグは、ACアダプターを作ったときにも使ったビサビのやつです。値段は高いんですが、DCプラグのフィット感、L型プラグなのはやっぱりポイント高いです。

WILLCOM D4(WS016SH)用充電ケーブル(バルク) 500円
http://www.visavis.jp/shop/product/4525443027859/?dan=search&fto=true&sbox=true&fsk=D4&fak=D4

製作

あとは直結するだけです。あまり長いと使いづらいと思うので、今回はあまり長くしないように作ります。センターがプラスなので、極性には十分注意しましょう。

Img_0831 参考までにはんだ付けしたところと、熱収縮チューブをかぶせたところの写真を載せておきます。

黒と赤のケーブルのほうが、ビサビのDCケーブルです。このケーブルは被覆が剥きにくいので、ケーブルストリッパーを必ず使いましょう。白と黒のほうは、XOOM用の89453Nです。こっちは被覆がゴムっぽくて丈夫で、これまた剥きにくいです。

Img_0833 なお、プラス側とマイナス側のケーブルは少しずらしてはんだ付けしましょう。あまり上手でなくてすみません。はんだ付けする前に、熱収縮チューブを通しておくのを忘れずに。はんだ付け部分と、ケーブル全体の2つかぶせるといいでしょう。

完成したカーチャージャーを車のシガーソケットにつないで、テスターで電圧を計ったところ、14.4v近く出力されていました。実際の充電も問題ありません。電圧が高いので、満充電までの時間も短いでしょうね。

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2012年2月12日 (日)

ICONIA TAB A500のACアダプターを作る 第2弾

前回、共立のACアダプターを使って作ったA500用のACアダプターですが、純正よりケーブルが長いのでとても使いやすく、純正のはまったく使わなくなってしまいました。

というわけで、もう一個作りました。同じものを作ってもおもしろくないので、気になっていたパーツで作ってみます。

■材料を集める

今回使う材料はこれです。計1,350円。

WILLCOM D4(WS016SH)用充電ケーブル(バルク) 500円
http://www.visavis.jp/shop/product/4525443027859/?dan=search&fto=true&sbox=true&fsk=D4&fak=D4

スイッチングACアダプター12V1.5A(入力100V~240V) 内径2.1mm GF18-US1215-T 750円
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-02194/

フェライトコア LF-102B 100円
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-04014/

ビサビ扱いのケーブルは、ほかの方のブログを見て気になっていたものです。たかがケーブルに500円は高いなあと思っていたのですが、入手性がよくてA500のDCジャックにぴったり合いそうなのは、これしかなさそうだったので仕方なく購入。いまは送料無料のようです。

秋月電子のACアダプターは、店舗で購入。通販だと送料が500円くらいかかります。まあ、全部通販で買っても2,000円くらいですから、純正品よりまだ安いですね。保証はありませんので、すべて自己責任ですけど。

■製作

今回はビサビのケーブルを使うので、DCコネクタとケーブルが一体となっています。普通はACアダプターのケーブルと、ビサビのケーブルをそれぞれ切断してハンダ付け、そのあと熱収縮チューブとかでハンダ付けしたところを見栄えよく仕上げるというのが常套手段です。

ただ、もっときれいに仕上げたかったので、秋月電子のACアダプターを分解しました。秋月の一部のACアダプターは比較的簡単に分解できるのです。ACアダプターを分解して、ビサビの充電ケーブルを直接ハンダ付けしようと思ったわけです。ビサビのケーブルにはケーブルブッシュも付いてるので、少し削ればはめられるかなと。

Imgp5117

しかし結果として、その方向での製作は止めました。ACアダプターの基板上のケーブルがハンダ付けしてあるところに、たっぷりとシリコングリスが塗られていたので、面倒くさくなってしまったのです(笑)。それに普通にケーブルを切断してつなぐだけなら、ACアダプターのケーブルが超長くなり、充電しながら使うときに使いやすいかもと思ったのです。

ということで、ビサビのDCケーブルと秋月電子のACアダプターのケーブルを単に直結したものを作りました。ケーブル長は約2.8mもあります(笑)これだけ長さに余裕があると、寝転がって映画を見たり、マンガを読んでいても常に充電できて、寝返りをうってもたいして邪魔にならず、すごく快適でした。DCジャックもぴったりで、とても安定して充電できます。

さて、次は車載時に便利なカーアダプターを作ろうと思います。

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2012年2月 8日 (水)

iPhoneを手回しで充電できるラジオ

Ty_jr50

東芝エルイートレーディングからiPhoneを手回しで充電できるという「TY-JR50」が登場しました。色はイエローの「TY-JR50-Y」とブラックの「TY-JR50-K」、レッドの「TY-JR50-R」の3色。

充電の仕組みは、自分がこの記事で試そうと思ったことと同じ原理。手回しでいったん、充電池を充電してその充電池でiPhoneを充電するわけです。

興味を惹かれるところですが、東芝エルイートレーディングってとこが引っかかります。ここの会社の「TY-JR10」ってのを持ってましたが、2年くらいでラジオが使えなくなり、LEDも光らなくなり、捨てました。災害用の商品が使わずして壊れるってどうよ(笑) 現在は後継の「TY-JR11」というのが出ているようですが、品質は上がったんですかね。

TY-DP10」という据え置きMP3プレーヤーも持ってました。デザインはいまいちでしたが、コンセプトはとっても良かったし、音もそれなりに聞けたんですが、これも1年過ぎたあたりで時計が欠けて表示されるようになってしまいました。分解して直そうと思ったら、ホットボンド使いまくりの粗悪な作りに閉口した覚えが。修理するほうが高いのは間違いないので、結局捨てました。

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