CopyTrans Managerを使ってみる
CopyTrans Managerを使ってレビューしてもらえませんか?と打診されたので、ちょっと試してみました。ZIPファイルを解凍するだけで使えるようですし、ちょうどiPhoneは動画が管理しにくいなあと思っていたところでした。ちなみに使ったバージョンは0.856です。
■動画や音楽の転送や削除が簡単にできる
iPodと違って、iPhoneはUSBマスストレージとしてパソコンに接続することができません。日本製のポータブルプレーヤーによくあるMTPモードのような形で認識されるのです。そのせいもあるのか、iTunes上での動画や音楽は一緒くたの扱い。「音楽やビデオを手動で管理」のチェックを入れていたとしても、一緒に同期されてしまいます。つまり、音楽はパソコンAのiTunesで、動画はパソコンBのiTunesで管理したいと思ってもできないのです。
CopyTrans Managerはそんなときに便利なソフトです。動画だけのコピーとか削除が簡単にできます。ソフトの動作も軽いし、コピーのスピードも早い。使い方もすごく簡単。コピーとか削除、編集とかを行ったあとに、iPhoneに反映させるボタンを押すだけです。適当にいじっていれば、すぐにわかるでしょう。音楽や動画のアートワークの貼り付けにも対応しているのもうれしい点です。
■iTunesでは音楽、動画はCopyTrans Managerでいけるか?
iTunesストアで購入した楽曲とかもあるので、音楽はiTunesで、動画はCopyTrans Managerで管理しようかなと思いましたが、動画の音声切り替えやチャプター選択ができなくなってしまうことが判明。私はHandBrakeで作成したm4v動画をiPhoneで楽しんでいますが、DVDから作成したm4v動画の場合は、音声の切り替えやチャプターの選択が重宝します。m4v動画をiTunesで転送した場合は音声やチャプターなどが正常に選択できるなのですが、CopyTrans Managerで転送した場合はなぜか動作しません。CopyTrans ManagerでiPhoneに転送したm4v動画をCopyTransでパソコンにコピーしたあと、iTunesで転送し直してみたらちゃんとチャプターが使えたので、動画のせいではないのを確認しています。よくわかりません。
iTunesで転送した動画。操作パネルの右にあるのがチャプター表示のボタンです。
CopyTrans Managerで転送した動画。チャプター表示のボタンがなくなっています。
なお、CopyTrans Managerは動画や音楽をiPhoneに転送し、削除するソフトで、完全無料です。iPhoneにある動画や音楽をパソコンにコピーする場合は、CopyTransという別のソフトが必要で、こちらはシェアウェアです。サイトにはシェアウェアって書かれていないですけどね。製品版との違いはサイトのサポートに書かれています。試用版は14日の試用期限とバックアップできる曲数の制限(一度に50曲まで)があるようです。
■その後
2010年3月時点での最新バージョンである0.885も使ってみたのですが、チャプターがなくなる現象は改善されていませんでした。iTunesより動画が転送しやすいので、ぜひ改善してほしいところなんですが………。
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