RAL-Cettia1Bが来た 実践編
さて、RAL-Cettia1Bのレビューも3回目となりました。前回までのレビューはこちら。
RAL-Cettia1Bが来た セッティング編
RAL-Cettia1Bが来た 導入前編
■さっそく音楽を再生しようとするも……
USBアダプタの「CR2-TXB01-B」が認識されたので、さっそくアンプの「CR2-RXB03」の電源を入れてWindows Media Playerで音楽を再生!………と思ったら、音が出ません。うーん。やはりマニュアルも読まずに適当にやったらダメですね(笑)。
マニュアルを読むと、どうやらUSBアダプタとアンプとのペアリングがうまくいってないっぽい。受信機と送信機がセットになっているワイヤレス製品ではたいていペアリングは済ませてあるものなんですけどね。まあ仕方がないところですか。
ペアリング作業自体は簡単。アンプのヘッドホンボリュームボタンの「DOWN」と「UP」を同時に押して、ボリュームダイヤルの周りのLEDが紫色になればペアリング作業開始。しばらく待っていると青色になり、ペアリングが完了します。なお、ペアリング前にUSBアダプタが緑色に点灯していないとダメです。USBアダプタが正常に動作していないということなので、USBアダプタの認識からやり直しましょう。
■WindowsXPではキーボードでボリュームコントロールができない
WindowsXPでの音量設定は、マニュアルのp.21に書かれています。音が大きすぎたり、小さいときは調べてみましょう。Windows Media Player 11からは、ツールメニューの「オプション」を選び、「デバイス」タブ-「スピーカー」-「プロパティ」-「Wireless USB Audio CR2-TXB01」-「詳細設定」とたどれば設定できます。
さて、とりあえず音は鳴りましたが、残念な点がひとつ。私はキーボードにあるボリュームで音を調節することが多かったのですが、これが効かないのです……。ラトックシステムさんに問い合わせたところ、WindowsXPの仕様なんだとか。試しにWindows Vistaのパソコンでも試したところ、まったく問題なく調節できました。キーボードでボリュームコントロールすることが多い人は、Windows Vistaのほうが向いていますね。
あと、やっぱりリモコンがほしかったなあ。離れた場所にいるとき、ボリュームの調整がしたいです。
■肝心の音質は
音質のほうですが、これはもう十分ですね。普段から大きめのウーハーが付属したソニー製の2.1chパワードスピーカーを使っていたので、それなりの音では鳴らしていたのですが、それよりもはるかに音がいいです。パソコン本体のサウンド機能はどうしてもノイズが乗ってしまいますが、USBアダプタ経由なのでノイズも少ない。
付属のスピーカーもそれほど悪くないですが、元々ウーハーを使っていたこともあり、もう少し低域がほしい感じ。久しぶりにスピーカーを変えてみたいなと思いました。
ヘッドホンではさすがにボリュームを上げると「サーッ」というノイズが聞こえますが、こちらもパソコン本体のヘッドホン出力よりは断然いい。パソコン本体のヘッドホン出力だと、「ブーン」というハムノイズのほか、マウスを動かすと「キュルキュルキュル」とかいうノイズが入ったりしますからね。しかし、ヘッドホンのボリュームはメインボリュームではなく、ボタン式なので、これはボリュームにしてほしかったなあと思いました。
■USBアダプタでのワイヤレスによる影響
ワイヤレスで気になるのが、音が途切れたりすることがないかという点ですが、同じ部屋で使っているときはそうしたトラブルはありませんでした。ただ、USB延長ケーブルの先に取り付けたUSBアダプタが子供に見つかり、USBアダプタを握られて音が途切れることが何度もありました(笑)。いたずらされないような場所には置いたほうがいいでしょう。あと、電子レンジにも注意ですね。2.4GHz帯なので、電子レンジを使用すると通信できなくなる可能性があります。
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