ファームウェアにバグがあるSeagate 7200.11
SeagateのHDDが先週から大変な騒ぎになっています。ファームウェアのバグで、データにアクセスできなくなるらしいのです。
今週になってやっと詳細が調べられるようになったので、ブログでまとめておくことにしました。
なお、現在不具合が出ていない場合は、あわててアップデートする必要はないらしいですが、不具合が出てからでは遅いかもしれないし、Seagateのサポートの紆余曲折ぶりを見ると、このファームウェアで大丈夫かどうかもいまいち信用できないところ。私も数台引っかかっていますので、新しいファームウェアをあてるかどうか、悩みます。
なお、この記事を読んで実行して不具合が生じても責任は持てません。
下記リンク先のSeagateの英語サポートページをよく確認して、最新情報を入手してから取り組んでください。ちなみにSeagate本社のページでないとダメです。また表示言語をEnglishにしてチェックしましょう。表示言語がJapaneseになっているとうまく表示できません。表示が変なときはF5キーでリロードしましょう。
http://www.seagate.com/www/en-us/support/
ファームウェアは下記のページからダウンロードできます。http://seagate.custkb.com/seagate/crm/selfservice/search.jsp?Tab=search&Module=selfservice&&TargetLanguage=selfservice&DocId=207931&NewLang=en
モデル名がよく分からないときは、下記のページにあるdrivedetect.exeをダウンロードして実行しましょう。
http://support.seagate.com/firmware/drive_config.html
このツールはインストールの必要がないので楽です。Drive NameがSTから始まる型番がSeagateのHDD。Serial Number、Revision(ファームウェア)もチェックできます。
1/27日現在、ファームウェアはモデルによってSD1AとかSD1Bなどがあるようです。ただ、ファイルにはSD1Aと書いてあるのにファームウェアをあてるとSD1Bになることもある模様。うーん。こういうちぐはぐな対応が信用できないんだよなあ。
なお、ファームウェアはISO形式のファイルなので、ISO形式のファイルを書き込めるライティングソフトが必要です。ファームウェアの更新は英語になるので、がんばりましょう。
なお、先のファームウェアダウンロードページにも載っていますが、
https://apps1.seagate.com/rms_af_srl_chk/
ここではHDDのラベルやdrivedetect.exeで調べられるSerial Numberを入力することで、不具合のある製品かどうか調べられます。しかし、実際に試してみたところ、同じファームウェアが載っている製品でも、Serial Numberによっては問題なしになります。これを信じていいのかどうかはよくわかりません…。
■2009.02.04追記
上記、ファームウェアのダウンロードページが変更され、該当シリアルナンバー以外のHDD以外ではダウンロードページに行けなくなった模様。Step3でシリアルナンバーを入れるときのチャレンジコードを入れるところがウザい。こんなの読めないよ!って人は、入力スペースの右にある回転している矢印のマークを押しましょう。押すたびに違うチャレンジコードにどんどん変わるので、読みやすいコードで入れられます。ちなみに、スピーカーのアイコンを押すと音声でチャレンジコードが流れるんですが、何を言ってるんだかもっとわけが分かりません(笑)。ネイティブの人なら聞き分けられるのかな。
何度やってもうまくいかないひとは、下の直リンクで飛んでください(笑)
ファームウェアダウンロード
http://support.seagate.com/firmware/firmnav_en.html
ファームウェアの操作の方法は、この動画が分かりやすいです。
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