RAL-Cettia1Bが来た 導入前編
RAL-Cettia1Bのブログモニターに応募したところ、なんと選ばれてしまいました。モニター品はレビュー後にいただけるとのことで、ラトックシステムさん、ありがとうございます!
RAL-Cettia1BはPhileWeb主催のオーディオ銘機賞2009の特別賞に選ばれたそうです。無線システムが評価を受けたそうで、詳しくはこちらをご覧ください。
■RAL-Cettia1Bとは
RAL-Cettia1Bとはなにかというと、一言でいうと
「パソコン用の外付けサウンドユニット+アンプ+スピーカー」
です。アンプを内蔵したUSBパワードスピーカーがあると思いますが、それのワイヤレス版という感じです。
普通、パソコンにアンプやスピーカーをつなぐには、パソコンのマザーボード、またはサウンドカードにあるサウンド出力にアンプ内蔵のスピーカーをつなぎます。しかし、このRAL-Cettia1Bは、サウンド出力につなぐのではなく(正確にはつなぐこともできます)、パソコンに接続したUSB送信機を経由して、ワイヤレスでRAL-Cettia1Bのアンプに音声を飛ばすことができるのです。
つまり、通常は
パソコン(サウンドカード)-->アンプ内蔵スピーカー
とつなぎますが、RAL-Cettia1Bの場合は
パソコン-->USB送信機~//ワイヤレス//~RAL-Cettia1Bのアンプ-->スピーカー
という形になるわけです。
■RAL-Cettia1Bをどう使うか
さて、RAL-Cettia1Bはパソコンとは離れた場所に、アンプ+スピーカーを置けるというメリットがあるわけですが、使う前はこのメリットを生かす使い方が意外と難しいなと思っていました。
というのも、ファイルで音楽を聴くようになってから、パソコンの前かSD/USBメモリプレーヤー、iPodで音楽を聴くというスタイルに慣れきっていたからです。パソコンの前で音楽を聴くならパソコンのそばにスピーカーがあればいいわけで、ワイヤレスにする必要はありません。SD/USBメモリプレーヤー、iPodも同じ。音楽ファイルとプレーヤー、スピーカーが同じ場所にあります。
離れた場所で音楽を聴く手段としては、DLNAやUPnPサーバ、iTunesサーバなどを利用する方法がありますが、この場合もファイルがサーバ側にあるだけで、再生するファイルを選んだり再生するのはノートパソコンやDLNAクライアント側。つまり、スピーカーやヘッドホンなどの出力機器はユーザーのそばにあるわけです。RAL-Cettia1Bは、こうした機器とも使い方が異なるわけです。
■RAL-Cettia1Bはまさにオーディオだった
実際の導入については、次回の記事で紹介するとして、とりあえずRAL-Cettia1Bをセッティングして音楽を再生してみました。そこで気づいたのが、RAL-Cettia1Bはまさにオーディオだったということです。いわゆるフルサイズのオーディオコンポを使って音楽を楽しんでいたころを思い出させてくれました。3ヘッドのカセットデッキ、大きいCDプレーヤーをリモコンで操作して部屋全体で音楽を楽しんでいたころです。
ファイルで音楽を聴くようになってからは、こうしたスタイルで音楽を楽しむ機会がなくなっていったのですね。もちろん、いまでもオーディオを趣味としている人には当たり前のことかもしれないですが、私には古くて新しい発見を与えてくれました。
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