多機能腕時計が流行するか?
数年前から腕時計をしなくなっていました。もちろん、携帯電話で事足りるからです。しかし、TIMEXの「IRONMAN iControl」というiPodをコントロールできる腕時計を手に入れてから、再び腕時計をするようになりました。これ、歩きながらiPodを使うことが多い人、車でiPodを使うことが多い人はすごく便利です。バッグにiPodを入れながらiPodのコントロールができるので、歩いているときも楽チンだし、車で使っているときもiPodに手を伸ばさずに曲を変えられるので安全です。携帯電話でなんでもできるようになっていますが、腕時計にもこうした付加機能があると再びつける気になりますね。
iControlと同じような時計はナイキからも出ています。「NIKE Amp+」ですね。こちらは日本未発売。LEDのインジケータしかないので、時計としての実用性は明らかにiControlのほうが上でしょう。 iControlが思いのほか便利だったので、2つ目の多機能時計を入手。同じTIMEXの「DATA LINK USB」です。2003年のモデルで、日本では未発売です。従来のモデルを知っている人に説明は不要ですが、これはパソコンと接続できる腕時計です。スケジュールなどをパソコンで入力して腕時計に転送できるというわけです。初期のDATA LINKは、転送するデータをバーコードに変換して、CRTに表示したそのバーコードを時計のセンサーで読み取るという力技インターフェイスで注目されましたが、こいつはちゃんとUSBで接続します。もちろんWindowsXPにも対応。おもしろいのが「WristApps」と呼ばれるプログラムを追加して、機能を追加できる点です。Yahoo! Groupsに「timexdatalinkusb」というコミュニティがあって、ユーザーが作成したゲームなどが公開されています。開発者向けのエミュレータ環境なんかもあります。
ゲームでは「PONG」や「BLACK JACK」、「MASTER MIND」あたりがおすすめ。竜頭とボタンで操作するので、決して遊びやすくはないですけど。日本のユーザーに広まれば、もっといろいろとユニークなものが作られたんじゃないかと思うと残念です。いずれにしろ、いろいろなプログラムを転送してしばらく遊べそうです。
いまなら、RSSを扱える腕時計とかあったらおもしろそうですね。「Chamby」みたいな腕時計が出たら絶対ほしい。マイクロソフトが米国で展開した「Smart Watch」は成功しなかったようですが……。MSN Direct限定でしかも有料だったからじゃないですかねえ。こういうのはオープンにしないと盛り上がらないでしょう。シチズンの「i:VART M」も魅力的なんですけど、ソフトバンクの一部の携帯にしか対応していないのが難点。シチズンはこうした多機能時計が得意なので、オープンな仕様の腕時計をぜひ作ってほしいです。
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